ブログのSEO対策は、サイトアフィリエイトと違い、トップページへのSEOより「個別記事」へ対策していきます。
記事へキーワードを散りばめて、上位表示を狙うということです。
目次
トップページのSEO対策は不要
ブログでは、トップページへ時間や労力、お金を掛けてまでSEO対策は必要ありません。というのは、個別でアップしている「記事」へニッチなキーワードによって上位表示させるという考え方でいいです。
ブログアフィリエイトでは、特に「記事」が命というほど大切なコンテンツです。また、サイトアフィリエイトと違って「更新頻度」も高くなくてはなりません。要は、「記事で勝負」なわけです。
ですので、トップページへのSEO効果を意識するのではなく「記事」に意識集中してSEO対策するという考え方を持ちます。
個別記事のSEO対策方法
記事タイトルの決め方
「基本」としたことをお伝えしていきます。まず、「ブログテーマに関連したキーワード」が有効です。
例えば、「ダイエット」というブログテーマであれば、「人気サプリメント」「脂肪燃焼方法」「理想体重を知る」「通勤中で出来ること」「減量管理アプリ」など。
そもそも「ダイエット」というテーマは、アフィリエイトの中でも究極に「競合サイトが多いワード」です。ありきたりな大きなワードで戦うと、ビックサイトに必ず負けてしまいます。
なので、「キーワードずらし」を施していきます。こちらが分からなければキーワード選定での”ずらし”とは?を参考にどうぞ。
逆に、関連性のないキーワードで記事を書くと、検索エンジン(GoogleやYahoo!)は「何を伝えたいのか?」と認識し、上位表示されにくくなります。
またニッチなキーワードについてですが、具体的にどう選出するのかを説明します。
例えば「Apple商品」を紹介しているブログ。このアップル商品に関連する記事を書く場合、関連キーワードを2つ~5つほどピックアップし、それを加えた用語でタイトルを付けるようにします。
例えば「最新のApplewatch」という記事を書くとします。この場合、「最新のApplewatchについて」というタイトルにするのではなく、「新型Applewatch●月●日登場! 最新情報をチェック!」というようなタイトルにしていきます。
このタイトルには「最新」「Applewatch」というワードに関連しそうな「新型」「情報」「チェック」「発売日」などが盛り込んでいます。
つまりは、検索エンジンで関連しそうなキーワードや会話型などで調べられたときに、記事自体が上位表示されるようなイメージを持ったタイトルにしていく事です。
記事に入れるキーワード
記事タイトルを付けたら、記事本文へもキーワードを盛り込んでいきます。
先ほどタイトルで説明した「記事タイトルに関連したワード」をふんだんに使用した記事で構成するということが、一番効果的になります。
また、記事タイトルワードは「最低でも2回~4回以上」は入れるようにしましょう。
<記事例>
●月●日に新型Applewatch登場! 最新情報をチェック!
とうとうAppleから新型のApplewatchが発売されます!待ちに待ちましたね。。
発売日は●月●日。なんと大安!(どうでもいいね(笑 )では実際にその最新スペックをチェックしていきましょう!ちなみにこの記事の情報、最速なのであしからず!
急上昇キーワードを狙う
急上昇キーワードとは、今までに全く調べられなかったワードなのに、TVや雑誌、新聞やラジオなどで取り上げられ、急激に検索されるようになったキーワードのことです。
このキーワード、当然今まで誰も注目をしていなかったワードなので、SEO対策は未開拓です。
ですが、このワードを盛り込んで記事を作成すると、短時間で一気に上位表示されることもあります。もちろんアクセスも上がりますね。
「そんな簡単に急上昇キーワードなんて、とうやって見つけろっつうの?!」
こうなりますよね。。^^; では見つけ方も説明します。
急上昇キーワードの見つけ方ポイント
急上昇キーワードというのは、「段階を踏んで上がる習性」があります。
いきなり急上昇するわけではなく、この段階というのは・・・「一般の人が知らない間に話題に」 ⇒ 「話題を知った一定の人が知りだすとTVやマスコミに流入」 ⇒ 「多くの方の耳に入ってくる」という流れがあります。
イノベーター理論
ここで、「イノベーター理論」というマーケティングで知られる理論を小耳にして下さい。コレは急上昇キーワードの流れに良く似ているので、知っていて損はありません。
まず、新商品が登場しますと2.5%のイノベーターという「新しいもの好きな人たち」が使用しはじめます。
その次に、アーリーアダプター(オピニオンリーダーとも言います)もその商品の存在を知り、使い始めます。
その後、34%のアーリーマジョリティという「一般人としては流行に敏感な人たち」が一気に使用しはじめ、同じようにレイトマジョリティという「友人・知り合いが持っている影響から僕(私)も買おうと考える、少し冒険心の薄い人たち」が使い始めていきます。
そして最後、ラガートという「周りの人ほとんどが使い始めているから、僕(私)もそろそろかなという人たち」が使い始めるという構図を説明しました。
解りやすく例えると、新型iPhoneが発売。
発売前夜から店頭へ列を成して並んでいる人たちが「イノベーター」、予約をして、いち早く手に入れたいという人が「アーリーアダプター」、予約までしないけど、すぐに手に入るような状況なら早く購入するというのが「アーリーマジョリティ」、自分のiPhoneを持っており、気後れして購入するのが「レイトマジョリティ」、まだガラケーだけど、そろそろiPhoneにしようかなと思う人が「ラガード」ですね。
急上昇キーワードの段階
実際にこの急上昇を、段階的な流れを説明します。
■ 2ch、Twitter、専門誌(業界新聞など)で話題
↓
■ ネットでのニュースなどで話題
↓
■ 最後、編集や取材を終えてTV放映がスタート
このような構図になるかと思います。基本的にはこの3段階の流れですが、話題性によっては、たった1日で完結するスピーディーなものもあります。
例えば、午前中に2chやTwitterで話題になり、それが午後のネットニュースで話題、そして夕方の情報番組に取り上げられるというような流れです。
アフィリエイト関連で「流行している商品サービス」などは、こういった流れの構図です。例外では、事故や事件性によるもの。地震や災害などが、それにあたりますね。
急上昇キーワードの手軽な見つけ方
結論から言うと「2chやTwitterを随時チェックする」というのが、一番手軽に見つけられます。
この2chは、話題になっているものだけを集めたアプリもたくさん出回っていますよね。またTwitterでは、ログイン後のホーム画面で「トレンド」という欄があります。
このトレンド欄に記載されているキーワードは、Twitterで急激にツイートされている内容で、後に場情報番組に取り上げられるケースも多々あります。
また別の媒体では、日本経済新聞が発行している「日経MJ(流通新聞)」。この媒体は、別名「マーケティング新聞」とも言われるほどの媒体で、非常に身近なネタも取り扱っています。
一度購入して見てください。例えば、新商品情報や映画ランキング、クックパッドの検索料理ランキング、テレビの視聴率ランキング、更にはファッション業界ニュース、飲食業界ニュースなども掲載しています。
僕の経験に、この日経MJで取り上げられているキーワードが、少し経ってから朝のニュース番組「スッキリ」とか「とくダネ情報」で取り上げられていた事を、覚えています。
★日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/nikkeiinfo/media/paper/
2chやTwitter、日経MJなどで取り上げられている情報に、自身のブログネタに関連したものがあれば、記事で投稿する。
そうすれば、話題性が高ければ一気にアクセスが増えることもあります。更に、リピーターからすれば「このブログは、やっぱり情報が早い!」というイメージで、信頼感も強くなり、転換率も上がっていくという好転機にもつながります。
こういった媒体は、うまく利用していきましょう。