コピー記事を作る前に訴求する相手(ペルソナ)は、あらゆる角度から徹底的に人物像として作り出しますね。
その人物像が「商品を買うときに抱く感情」を深く理解して、売れるセールスコピーを書くポイントを、お伝えしていきます。
訴求対象を特定した記事
ブログでアフィリエイト商品を売るために、訴求(営業)する相手がアバウトであるということは「非常に致命的で、売れない要因の一つ」です。
ですが、初心者の方は特に「1つでも多く売りたい!」という気持ちが強く先走り、万人ウケするライティングを「してしまいがち」なんです。
こうなると、どういったライティングになってしまうのか?ちょっと例を挙げてみます。
<< 悪い例 >>
先日発売された「新作の化粧水」が、バカ売れしている!
この商品は、20代~40代の女性層に大変売れているという「神化粧水!」 |
<< 良い例 >>
朝のお化粧が180度変わる!究極の化粧水が誕生!!
お化粧の「ノリ」って重要ですよね?特に朝はバタバタするもの。今回ご紹介する化粧水は、20代前半の若い女性に大変売れている商品。 特に、普段電車通勤をされている受付嬢のOLさんから「今までになかった商品」「継続して買いたい」という声が、非常に多くありました。
というのは、「朝電車に乗る時間って決まってるから、ちょっと寝坊しちゃうと化粧の時間がもったいない」という意見だったり、「電車もそうだけど、職場でたくさんの人と顔を合わせるから、少しでも化粧で可愛く(綺麗に)なりたい!」といったことを解消する商品。
前日寝る前に化粧水をするだけで・・・ ①翌日、化粧のノリが全く違う(特に肌のキメ細かな部分も綺麗に仕上がる)
「朝のお化粧時間削減」「お化粧の仕上がり度アップ」というお悩みがあるなら、迷わずこの商品は大正解と言えるのではないでしょうか? |
いかがでしょう?それぞれ分析してみます。
悪い例で言いますと、「幅広い層へ訴求」している為、ターゲットの感情には到底届きません。また、効果。「翌朝、お化粧のノリが違う!」というのは、一体何が違うのか?という具体性がありません。
更には価格。本当に素晴らしい商品には、価格の優先順位というのは「低い」です。悩みと価格の比率は、間違いなく「悩み」の占有率が高いのです。
では良い例。まずシチュエーションを特定しています。
(朝のお化粧)そして購入しているターゲットを選定。(20代女性の電車通勤受付嬢OL)そしてどんな悩みを持っていて、その悩みをどう解消してくれるのか?という問題定起解消の一連。
(口コミの掲載)最後に、特化した悩みを解決する商品ですというプッシュ告知。
このような記事に質の差があるだけで、アフィリエイト商品の「コンバージョン率」は、それこそ180度変わってきます。ポイントは、「訴求対象はひとりレベルまで掘り下げる」ことです。
商品を購入するときの感情
人が欲しいものを購入するとき、どのような「感情」や「イメージ」を持つか?ここを徹底的に考えてみることです。
商品を購入する=現状改善や向上(要は悩み解決)という定義です。
この悩みという感情を、読者と「共感」することが、まず大切です。共感することで、パソコン画面の向こう側にいる読者の気持ちになれるからです。
この感情を共感したペラサイトほど「強力なアフィリエイト」はありませんから。
例えば「痩せたい」という悩み。この悩みをテーマにするのなら、今現在あなたは「コンプレックスレベルに太い体型をしている」という洗脳イメージを持つ。今のあなたは「デブ」なわけです。
この洗脳によって、痩せたいという読者の悩みを共感出来るのです。
では、太っている・痩せたいという悩みは、日常の中ではどのような弊害になるのか?実際に深く深く考えてみましょう。
- お気に入りの服が着れない(着てもイメージと程遠い)
- 食べ過ぎて食費がかさむ
- 糖尿病にかかったらどうしよう
- 簡単な運動や行動で、汗が出る
- 体臭が気になる
- 老け顔が気になる
- 股擦れでパンツ(ズボン)がダメになる
- 人目を気にする(外出先、電車、勤務先など)
- 異性にモテない
- 指輪のサイズが無い
ざっと10項目。これだけの悩みを抱えていたなら、この項目全てに悩んでいる気持ちを持つ事です。この悩みに共感したら、アフィリエイト商品をオススメする準備OK!
そのアフィリエイト商品は、この10項目の悩みに対して「どのような効果を発揮できるのか?」を考えます。そして記事にしていくのですが、「感情を乗せたドラマ仕立て」に仕上げていきます。
ドラマ仕立てのパターンは、こうです。
【1】太る前のハッピーな時期
【2】太ってしまってからの弊害な時期
【3】また【1】に戻った場合の嬉しさを感情むき出しにする
というのが、一番王道です。最後の【3】を記事例にすると「いつも仲のいい憧れの先輩から、「少し痩せた?」って言われて、本当に努力が報われた!嬉しい!!」というようなニュアンスです。
悩みが解決出来ることの、本当の「嬉しさ」を感情として伝えていくというのは、購入を考えている読者の心へ届く「魔法のライティング」になっていきます。
ぜひ参考に作ってみて下さい。