WordPressでブログを始める前に、「やっておくべき初期設定」をお伝えしていきます。
記事を数十、数百と書いてしまってからでは、設定変更がかえってSEO対策などの観点でも「ブログ評価のマイナス」になりかねないので、やっておくことを強くおすすめします。
目次
WordPressやるべき初期設定
WordPressでブログを開始していく前に、外せない作業が「設定内作業」です。
この設定内にある作業をひとつずつ説明していきますので、「記事を書く前に」終わらせましょう!
※WordPress管理画面にある赤枠「設定」 ⇒ 青枠で囲っている「一般」を、パーマリンク設定まで説明していきます。
また、この設定の中でもレベルを大・中・小でランク付けしています。ご参考に。
[大] 1.一般設定 ⇒ ブログ(サイト)のタイトル、キャッチフレーズなどを設定 [中] 2.投稿設定 ⇒ WordPress更新した際に、更新情報を提供するサービスなどを設定 [中] 3.表示設定 ⇒ フロントページ表示設定、表示投稿数設定、検索エンジンなどを設定 [小] 4.ディスカッション設定 ⇒ 投稿のデフォルト、各種コメントなどの設定 [中] 5.メディア ⇒ 標準表示サイズを設定 [大] 6.パーマリンク設定 ⇒ 各ページURL構造の設定 |
では順を追って説明していきます。
一般設定
一般設定の中には、このような設定をする項目が並んでいます。
サイトのタイトル、キャッチフレーズ
ここで最重要となるものが、「サイト(ブログ)のタイトル」になります。ここは、ブログを立ち上げた後で変えることは「一度も無い」と思ってください。
そして、SEOに大きく関わる重要な要素になります。このタイトルを決めるポイントとしては、いかに自分のブログを「見たい!」と思わせられるか?というタイトルにする事です。もっと言うと・・・
■ 文字数は「32文字以内に収める」 ※検索サイトでは、最大で32文字までしか表示しない
■ 優先するキーワードほど、左側から入れていく
■ 同じキーワードを使わない(重複させない)
キャッチフレーズも、SEOに関わる重要なものです。ブログ自体を説明するフレーズになりますね。検索結果で表示されるブログ概要を短文でまとめたものです。
また、フレーズによってクリックされる影響力が十分あるので、接続詞はなるべく使わず「重要キーワード」で構成させることを考えて決めていきましょう。
WordPressアドレス(URL)・サイトアドレス(URL)設定
WordPressアドレス(URL)に注意して欲しいのですが、レンタルサーバーでWordPressを自動インストールした場合、「http://●●●.com/wp」のように、最後尾に「wp」などが付いているケースがあります。
ここは、知識が無い場合には「そのまま」にしておきましょう。
ここを安易に変更してしまうと、WordPressやブログへアクセスできなくなる場合があります。
WordPressメールアドレス
こちらのアドレスは、自分のブログへコメントをいただけたり、WordPressより配信される際に送信されるアドレスになります。
事前にWordPress用の受信専用アドレスを取得して、新規で「WordPress」という受信フォルダを作り、メール振り分け設定をしておくことをオススメします。
投稿設定
次に投稿設定です。ただしここは、デフォルト(初期設定の状態)のままで良い項目が多いので、変更すべきは「更新情報サービス」という項目になります。
更新情報サービス
こちらは、自分のブログやサイトで記事を更新したりした際に「更新しましたよ!」と、PING送信で伝達したい先のURLを載せていきます。
まず初心者として登録しておきたい「ブログランキングサイト」。こちらには、カテゴリー別に多くのブログやサイトが参加されています。
最初のうちは、自分のブログやサイトの存在を知ってもらう為には欠かせないので、登録しておきましょう。
表示設定
表示設定は、上のような画面になります。
フロントページの表示
こちらは、WordPressブログを立ち上げて間もない場合は「最新の投稿」チェックのままでいいです。
固定ページと言うのは、特定の記事を更新に関係なく載せておくことが出来ます。例えば、どうしても読んで欲しい記事やオススメの記事など。
また、教材や商材などのアフィリエイト記事やバナーなども載せておくことが出来ます。
ただ、始めたばかりの場合は「記事を読んでいただき、ブランディングする」事が最優先ですので、最新の記事を表示するようにしましょう。
1ページに表示する最大投稿数
こちらは、5ページから10ページが適正な表示数ですね。また、記事を作成する際の「続きを読む」というタグ(下の赤枠マーク)
このタグを使うことで表示を調整できますので、活用してみてください。
結論、「バランス調整」が大切です。
RSS/Atomフィードで表示する最新の投稿数
RSS/Atomフィードでの各投稿の表示
こちらは、RSS/Atom内での投稿表示設定です。
①最新の投稿数をいくつ表示させるか?
②過去の記事も含め、最大いくつまで投稿表示させるか?
の設定です。記事数がまだ100を超えていなければ、デフォルトのままで問題ありませんね。
検索エンジンでの表示
ここは重要です。
チェックした場合 ・・・ 各検索エンジン(GoogleやYahoo!など)にインデックスしない
チェック無い場合 ・・・ 各検索エンジン(GoogleやYahoo!など)にインデックスする
という選択です。もちろん一人でも多くのユーザーへ見ていただく為には「チェックしない」ようにしましょう。
ディスカッション設定
こちらでは、投稿・コメント・アバターなどの設定が出来ます。
必要とする設定を抜粋してお伝えしていきます。
投稿のデフォルト設定
「この投稿に含まれるすべてのリンクへの通知を試みる」はチェックしておきましょう。こちらは、自分のブログやサイトへ外部リンクを貼った場合に、その外部リンク運営者へ「貼られましたよ」と、メールでお知らせするサービスです。
外部とのコミュニティーが乏しかったりする最初のうちは、チェックしておき、少しでも訪問者を増やすようにしていくことをオススメします。
その下の「新しい記事に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける」は、上記の逆パターンです。こちらも拒否する特別な理由がない限り、チェックしておきましょう。
「新しい投稿へのコメントを許可する」も、外部と積極的にコミュニティーするツールとして「コメント」は欠かせません。チェックをオススメします。
他のコメント設定
「コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする」は、チェックすることをオススメします。
コメント自体、承認する・しないで表示の前にワンクッションありますが、いわゆる「コメントスパム」を防ぐ対策です。
自分宛のメール通知
こちらは、各記事やブログに対して、コメントをいただいた場合に「登録アドレス」へお知らせメールが届くというもの。ぜひ活用しましょう。
いただいたコメントへは「必ず返信」を心がけましょう。これは、感謝の意味も含めてです。
コメント表示条件
上のチェックは「どの方へも、1通ずつ手動承認」という意味ですね。ここは、外しておいて構わないと思います。
また、下の「2回以上コメントいただいた方へは、承認する」という意味です。ここにはチェックしておくことをオススメします。
メディア
ここでは、使用する画像を用途によってあらかじめサイズを設定出来るサービスです。
ただ画像に関しては、記事で挿入してもサイズをその場で変更出来ますし、あえて深く考えて設定する必要はありませんね。デフォルトのままで大丈夫です。
パーマリンク設定
いままで説明した中でも、この「パーマリンク設定」というのは、かなり重要になりますので、しっかり設定していきましょう。
カスタム構造
ここへチェックして下さい(表示画像では投稿名になっていますが、気になさらず)。
そして、空白内へ/%postname%/と、赤字の部分を入れていきます。
この理由には・・・
検索サイト「Google」より、パーマリンク構造としての理想論
①できる限りシンプル
②論理的かつ人間が理解できる
③ IDではなく意味のある単語を使用してURLを構成
このように申し上げています。ということは、単純にGoogle検索では上記に基づいてパーマリンクを構造することで、高評価を得られるということですよね。
また、一つここで注意があります。カテゴリーを「日本語表記」している場合。というか、日本語ですよね。。きっと。僕も日本語です(笑)
記事を書き始めると、まずパーマリンクが設定されます(下記赤枠部分)。
ここを、「編集」して「英語表記」にしましょう。上記の場合であれば、「sample」とします。この部分を日本語表記のままにしていますと、この赤枠部分のようになが~いURLになってしまいます・・・。
このように長くなるURLは、Googleにも嫌われます。パーマリンクは「短くシンプル」にしましょう。
以上、長い記事になりましたがお付き合いいただいてありがとうございます^^
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